希少性が高ければ値段は高いのか?
レア中のレアメタル、プラチナは金より希少価値が高いと言われています。
じゃあ値段も金より高くて安定するのでは?
必ずしもそうとは言えません。
プラチナ価格は
・値動きが激しい
・有事に弱い
といった特徴があります。
それは
・その希少性ゆえ、国際社会の政治・経済情勢を受けやすい
・産業用需要が多い
からと言われています。
むしろ金価格の高騰により逆転現象が起こっているくらいなのです。
その推移を見てみましょう。
・1991年ー99年:1g1,500円前後 ・2000年:南アフリカの供給量の不安から上昇 ・2006年:排ガス規制の強化、自動車用触媒ニーズの高まりから4,000円突破 ・2008年:南アフリカの電力供給不足による鉱山操業停止のため7,000円を突破 ・2008年:サブプライムローン、金融不安により暴落、年末には3,000円を割り込む。 |
以降は回復傾向にはあるものの世界経済・環境問題の動向によって値動きは依然激しいのです。
特にエコカーの普及で地球に優しい触媒として注目を浴びていますが、社会情勢にとても敏感な素材なのです。
ープラチナ価格の特徴 ・値動きが激しい 金と比べ供給量が圧倒的に少ない事から国際社会の政治・経済情勢を受けやすく、取扱量が少ないため影響を受けやすい ・有事に弱い 産業用需要が多いため。 ー価格の推移 ・1991年ー99年:1g1,500円前後 ・2000年:南アフリカの供給量の不安から上昇 ・2006年:排ガス規制の強化、自動車用触媒ニーズの高まりから4,000円突破 ・2008年:南アフリカの電力供給不足による鉱山操業停止のため7,000円を突破 ・2008年:サブプライムローン、金融不安により暴落、年末には3,000円を割り込む。 以降は回復傾向にはあるものの世界経済・環境問題の動向によって値動きは依然激しい。 本来、希少価値の高いプラチナの方が金より値段が高いはずだが、金価格の高騰により逆転現象が起こっている。 |
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