地域経済と幕府財政を支えた影役者とは?
佐渡の金山労働を支えたのは一体誰なのでしょうか?
当時、戸籍の無い下層民が農村から都市に流れ込み、この下層民の増加と治安悪化に江戸幕府は頭を痛めていました。
そこで目をつけたのが佐渡の金山労働です。幕府はこの下層民を佐渡に送り込みました。
佐渡の労働力不足の解消、江戸の治安改善、幕府にとっては一石二鳥だったのです。
しかし金山労働は健康を冒してしまうほど過酷なもの。
そして送り込まれたが最後、二度と島から出る事は出来なかったそうです。
「流人の島」の暗いイメージをより増幅させるエピソードですね。
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