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金入門㉘ 近代経済の国際標準「金本位性」

「金」をめぐる世界のパワーゲーム


今回は金が変えた国際経済の枠組みについてお話します。


『金本位性』

金を通貨価値の基準とする制度です。

これによって国際取引において各国の通貨の価値を裏付ける事が出来ます。


この制度を世界に先駆けて導入したのはイギリス。

産業革命を果たしたイギリスは、植民地から集めた大量の金を武器に1816年に金本位性を導入しました。


金本位性はイギリスにとっては魅力的な制度でした。

なぜなら産業革命によって商品を大量生産出来、輸出に強みを持つイギリスにとってとても有利な制度だからです。


しかし貿易をするためには相手国もこの制度を導入しないと取引が成立しません。

イギリスは他国へもこの導入を求め、その後ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、ロシア、アメリカ、日本と次々と採用。

その結果、金本位性は当時の経済スキームの「国際標準」となったのです。


しかし皮肉にもイギリスが提唱したこの「金による経済の枠組み」によって、のちにアメリカに主導権を奪われてしまいます。


これが後にご紹介する「ブレトンウッズ体制」です。




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