経済の主役になるまでの軌跡
古代からその輝きで人々を魅了・翻弄し、愛されてきた金。
金が発見されたのは7000年以上も前。
世界最古の金貨は紀元前6-7世紀頃のトルコ・リディア王国の「エレクトロン貨」と言われています。
しかしながら古代から中世までの貨幣経済の中心は銀でした。
なぜかと言うと金は希少価値が高く、普段の取引には不向きだったためです。
17世紀以降になり、ヨーロッパで銀の大量流入と価値低下が起こり、変わりに金が経済の中心にやっと躍り出る様になったのです。
硬貨といえば金、のイメージがありますが実はその歴史は浅いのです。
金がいかに貴重だったかを物語るエピソードですね。
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