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執筆者の写真株式会社 RAIN

男性に似合うジュエリーを考える

日本語でいうところの宝飾品、ジュエリーは、古今東西、様々な形で人々を魅了し続けています。指輪に始まり、ネックレス、イヤリング、ピアスと、その種類も多岐に渡ります。祭祀向けではありますが、クラウンのような、権威を象徴する存在となることもあります。


また、ジュエリーに採用される各種材質、プラチナやゴールド、シルバーや、石としてのダイヤモンドなどは、時には資産として見なされ、投機的な位置付けになることもあります。歴史の変遷があっても、多方面からの価値は永続的であると言えるでしょう。


実際のところ、ジュエリーと言えば、やはり女性からの注目度が高くなっています。しかしながら、多様性が重視されつつある現代において、宝飾品も、性差が無くなる時代の到来が予想されます。


そこで今回は、資産と服飾品という二つの側面から考察し、特に男性向けに、価値あるジュエリーをご紹介してまいります。男性にはご自身のため、女性にはプレゼント用に、以下の内容をご参考にしていただきたく、ぜひ最後までご一読ください。



目次


1.ダイバーシティの普及

1-1.男性向けジュエリーとは

1-2.資産としてのジュエリー概要

1-3.ファッションとしてのジュエリー概要


2.ジュエリーの資産価値

2-1.金の資産価値動向

2-2.世代間の価値継承

2-3.資産としてジュエリーを保有する意義


3.ジュエリーファッション

3-1.喜平ネックレスとの差異(ファッション性)

3-2.シルバージュエリーとの差異(素材的価値)

3-3.ファッションの楽しみの再考


4.具体的な商品紹介

4-1.パーチ

4-2.ブレスレット

4-3.真珠素材ブレスレット


5.株式会社RAIN紹介


6.まとめ



1.ダイバーシティの普及


最近よく目にする言葉として、「ダイバーシティ」があります。直訳すると「多様性」ですが、意味合いとしては、ある集団において、年齢、性別、人種、宗教、趣味嗜好など、あらゆる属性の人が集まった状態のことを指します。


特に日本の企業体においては、性別による差異が問い沙汰されますが、この差を少しでもなくしていこうという動きは、ビジネスの世界だけではなく、他の領域でも意識されているところです。


男性でも女性的な下着を身に付ける、化粧をする、といった形で、多様性が認識される場面が多々生じています。ジュエリーも然りであり、決して女性向けだけではなく、男性向けにも徐々に浸透してきています。


1-1.男性向けジュエリーとは


男性向けのジュエリーが世に放たれつつある、といっても、女性用とまったく同一ではありません。例えば結婚指輪であれば、新婦にはそれなりに大きな石のついた煌びやかなもの、一方で新郎向けは、小さな石、もしくは石無しの指輪であることが一般的でしょう。


ジェンダーレスが叫ばれているところではありますが、男性向けジュエリーは、女性向けとは異なる向きがあります。キーワードとしては「さりげなさ」です。過度な主張をせず、さりげなくお洒落感を醸し出す装飾品であることが重要視されます。


もちろん宝飾業界に従事する人、芸能人など、意図的に華美な演出を行う人はまた別ですが、一般的な企業に勤める男性社会人にとっては、行き過ぎた美しさではなく、慎ましやかな違いを見せられるジュエリーが好ましいと考えられます。


1-2.資産としてのジュエリー概要


普段ジュエリーに興味を持たない男性には、資産という側面について、あまりご存じない方も多いかと思われます。宝飾品は、使用されている素材や石の種類によっては、価値が減じない状態で所有し続けられる資産に成り得ます。


もちろん結婚指輪を売却する、ということは滅多に考えられないところですが、衣服や靴のような服飾品と比較すると、経年劣化しにくく、後世にも引き継ぎやすいアイテムとして、ジュエリーを捉えてみるのもよいかと思われます。


1-3.ファッションとしてのジュエリー概要


今でこそ、メンズのファッションアイテムを女性が着用することは不思議ではなくなりました。場合によっては逆も然りであり、メーカーとしては性別を意識したラインナップを用意しているものの、実際のユーザーは、自由な発想で商品を捉えています。


ジュエリーも同じような位置付けとして、ファッションの一つとして認知されていくことが予想されます。男性にとってみれば、新しいアイテムが増えることを意味しており、より柔軟な、他の人と差別化ができる機会の創出となるでしょう。



2.ジュエリーの資産価値


続いて、資産価値としてのジュエリーについて、もう少し詳細にご説明してまいります。消費してしまえばすぐ処分、という消耗品とは異なり、ジュエリーは保有していればその価値が維持され、または上昇する可能性がある資産となり得ます。


また、金銭的な価値もさることながら、記念の指輪など、気持ちの籠ったジュエリーは、家族間の記憶の伝承、思いの伝播にも繋がります。定量的、定性的という両面を持つ資産も珍しく、このような観点からも、宝飾品は保有に値すると言えるでしょう。


2-1.金の資産価値動向


経済的なジュエリーの資産として、わかりやすい指標事例は「金」です。世界のどこかで戦争が起ころうとも、金は安定的な価値を保っており、現在でも値上がり傾向が続いています。年毎の多少の振れ幅はあるものの、ほぼ右肩上がりの推移となっています。


各国の通貨は変動要素が大きく、また企業の株価も業績に左右されますが、元々希少性が高く、常に需要が供給を上回っている金は、投資対象としても注目され続けています。素材として金が使われているジュエリーは、今後の資産価値も安定性を保つと考えられます。


2-2.世代間の価値継承


和式着物の領域では、良質な生地で仕立てた着物を、母から娘に渡し、維持管理しながら長年使用する慣習があります。良いものを長期間使用するという発想は、現代のSDGsの流れにも沿っており、日本の古くからの受け継ぐべき文化と言えます。


ジュエリーの世界でも、高価な指輪が親子間で引き継がれる事例があります。今までの主体が女性であったため、やはり母から娘へ、という流れが一般的ですが、家族の思いを、世代を超えて紡いでいく対象としても、ジュエリーは有効的に働きます。


2-3.資産としてジュエリーを保有する意義


不動産としての土地は、余程広範囲でない限り、経済的な価値継承はあり得ても、気持ち、思いを伝承するにはなかなか至らないと思われます。記念映像や写真は、どうしても個人的なものに留まるため、金銭的価値は望めないでしょう。


所持することにより、お金という観点と、感情という面とを両立させて、人々にとって価値を生み出す資産として、ジュエリーは大変意義があります。購入を検討される際には、上記のような両側面での資産性を考慮してみてはいかがでしょうか。



3.ジュエリーファッション


前述のように、衣服であれば、メーカー側で男性用として開発、設計した製品が、女性に好評を得るようなケースも増えています。逆に女性用として売り出した商品が、男性受けすることもあります。


デザインから自分の体形、カラーバリエーションまで、個々のニーズによって選択肢が増えている、とも言えます。ジュエリーについても、アクセサリ、服飾品の幅広いラインナップとして、当初女性中心であったところが、徐々に男性向けにも普及してきています。


3-1.喜平ネックレスとの差異(ファッション性)


バブル時代を中心に流行したデザインのアクセサリとしては、「喜平ネックレス」が代表としてあげられます。金の製品を身に付けることが、当時における一種のステータスであり、ファッションというより、男性にとって経済力をアピールする側面がありました。


他方、現代では、彼の時代のような自己顕示は流行りません。目立たないながらも、人目をさりげなく引き付けるような、奥ゆかしさを持つデザインが人気です。実際に、今の風潮を反映したような意匠性を持つジュエリーも増えています。


3-2.シルバージュエリーとの差異(素材的価値)


シルバーも、その色合い、光沢から、男性に好まれ易い素材かもしれません。成金という言葉があるように、金は自己主張が過ぎると思われる向きもあるでしょう。しかしながら、上記にてご紹介したとおり、価値としてはやはり金が勝ります。


最近では、金と言ってもそれをひけらかすわけではなく、自然な形でファッションに組み込める金素材のジュエリーが増えています。男性向けと言えば派手な金、という昔の概念は、今はどこにも見当たらないと言えるでしょう。


3-3.ファッションの楽しみの再考


今どきの小学生は、ランドセルの色を多種多様な色味から選べるそうです。男の子は黒、女の子は赤一択であった時代から、意識がかなり変わってきています。ファッションの楽しみ方も、性別問わず、変容を迎えつつあるのではないでしょうか。


服飾品としてのジュエリーについても、再考の時を迎えています。男性が男性らしくあるための金素材宝飾品から、あくまで他者との差別化、自分だけのファッションを楽しむための装飾品が、世に出回りつつあるのです。



4.具体的な商品紹介


ここまでは、時代の変遷、資産やファッションという側面から、男性向けジュエリーを解説してまいりました。しかしながら、本当に記載のような時代が到来しているのか、疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思われます。


以下では、具体的な商品を三点、ご紹介します。これらをご覧いただければ、今までご説明してきたような潮流が、より具現化した形としてご理解いただけるかと思います。いずれも、さりげないながらも自身を引き立てるアイテムです。


4-1.パーチ


パーチ(Parch)とは、日本語で「止まり木」のことです。木の枝に留まる小鳥をイメージし、ダイヤモンドをシャツや鞄に止める新しいジュエリースタイルを指します。採用されているダイヤモンドカラーは、シャンパンのようなブラウンとなっています。


ビジネスからカジュアルまで、様々なシーンでさりげないお洒落感を演出します。白色ではないので目立ち過ぎず、またバッグなど持ち物に付けるのも、上品さを醸し出すのに効果的です。


4-2.ブレスレット


パーチでは少し小さいかな、他の人に気付かれないと寂しいな、と思う方には、ブレスレットが適しているかもしれません。金素材を贅沢に使用し、大人の気品溢れる商品となっています。


反面、過剰な主張を取り除くべく、三種類用意されているデザインは、いずれもいたってシンプルです。謙虚ささえ感じられるブレスレットは、バランスの取れた見た目で、つける人の魅力をより一層引き出してくれるでしょう。


4-3.真珠素材ブレスレット


昨今の金素材の価格上昇で、ゴールドジュエリーはどうしても割高になってしまいます。ご予算に限りのある方向けに、真珠を採用したブレスレットを開発中です。パールは長年愛されてきており、男性向けにも華美さを抑制した商品化が可能です。


真珠ブレスレットは、市場では低価格なものから高額な商品まで、ラインナップがかなり豊富に揃っています。しかしながら、価格と品質のバランスが最適なアイテムはなかなか見つかりません。拘りのある男性向けに、最適なブレスレットをお届けする予定です。



5.株式会社RAIN紹介


上記にてご紹介した三つの商品は、弊社「株式会社RAIN」にて取り扱っております。男性向けとして「OTOKODIAMOND」をブランドとして立ち上げ、読んで字の如く「男のダイヤモンド」をコンセプトに、様々なサービスを提供しています。


企業理念として「持続可能(サステナブル)なゴールド」を掲げ、宝飾品の企画及び製造、クラウドファンディングコラボレーション、リサイクル宝飾卸売、ECサイト運営などを事業展開しています。



6.まとめ


いかがでしたでしょうか。本記事では、男性向けのジュエリーについて、多様性が重視されつつある世の中の風潮、それを背景とした性差の壁が無くなりつつある現状から、資産価値とファッションの面を踏まえ、ご説明してまいりました。


また、男性向けのジュエリーをより具体的にイメージしていただくべく、資産とファッションにおける更なる詳細、具体的な商品事例をご紹介致しました。少しでもご興味がある方、ご購入を検討されている方のお役に立てば幸いです。


他の人より少しだけ目立ちたい、自分だけのファッションを楽しみたいと思われている男性諸氏、またそういう意識をパートナーに持ってほしい女性の皆様において、何かございましたら、弊社まで何なりとお問い合わせください。




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