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紀元前から人々を魅了する「金(ゴールド)」
普遍的な美しさ 金(ゴールド)は、不変の輝きを持ち、古代からステータスの象徴やお守りとして人々に愛されてきました。最古の金製品は紀元前6000年のシュメール人の装飾品、世界的に有名なのは紀元前1300年の「ツタンカーメンの黄金のマスク」。その他女王クレオパトラの装飾品、中国...


金入門㊿ 日本でも銀は取れる?!
日本は豊かな資源国? 現在、世界の主な銀産出国はメキシコ、ペルー、中国。 日本は現在44位、日本でも取れるの?なんて方も多いのでは無いでしょうか。 実は日本はかつて豊富な銀の産出国だったのです。 豊臣秀吉の時代には金・銀を政権の財政源とし、当時世界で産出される年間200tの...


金入門㊾ 日本のプラチナ産出の結末
資源の枯渇は他の物質が目的だった? 日本でもかつて、プラチナ産出が事業として成り立っていた時代があります。 え!レアメタルが日本でも取れるの?そう思われる方も多いでしょう。 実は今でも、わずかながらに日本でもプラチナが取れるのです。...


金入門㊽ プラチナの長く地味な歴史
プラチナは金属界の苦労人? 工業用品としてのプラチナの価値が認められたのは、エコカー普及しだしたつい最近の事。 本当はレア中のレアな存在なのに、金属の中では控え目な印象を受けます。 歴史上で見てもプラチナは古くから人類と関わってきました。...


金入門㊼ ダイヤモンド王を虜にした「金」
デビアスーオッペンハイマー家の歴史 「ダイヤモンドは永遠の輝き」 そう、おなじみデビアス社のキャッチフレーズですね。 今やダイヤモンドの代名詞とも言えますが、婚約・結婚指輪にダイヤを贈る慣習は、実はデビアス社が提唱し定着させたものなのです。...


金入門㊻ 金閣寺の価値はどれ位?
輝きに隠された苦労と困難のエピソード 『金閣寺』 古都京都の文化財の一つ。ユネスコ世界遺産、文化遺産に登録されています。 中学校の修学旅行でその輝きと壮麗さに息を呑んだ記憶が蘇ります。 この豪華絢爛な金の寺が京の都に現れるのは中尊寺金色堂の建造から200年後の室町時代。...


金入門㊺ 『黄金の国ジパング』は存在したのか?
モチーフとなった「黄金の建物」の正体とは? 『黄金の国ジパング』 13世紀、マルコ・ポーロの『東方見聞録』で紹介された日本です。 しかし実際にはマルコ・ポーロは日本に訪れた事は無く、中国で聞いた日本の噂をモチーフにしたと言われています。...


金入門㊹ 武田軍の強さを支えた「金」
甲州のロマン『武田信玄の埋蔵金』 戦国武将の軍資金はどこから得られたのでしょうか? 軍の運営には武器・防具・食料品など多大な費用がかかり、また普段から国の運営にも膨大な費用を必要とします。 各国の武将達は農業や商業、貿易など多角的に資金調達していましたが、その中でも鉱山開発...


金入門㊸ 明智光秀と金の行方
江戸を暗躍した天海僧正とは? 『天海』 安土桃山時代から江戸時代初期にかけての天台宗の大僧正で徳川家康の側近として、江戸幕府初期の朝廷政策・宗教政策に深く関与した人物です。 家慶は幕府を開くにあたり、天海の助言を参考にしながら、江戸の地を選んだと言われています。...


金入門㊷ 日本の埋蔵金伝説ー豊臣秀吉ー
多田銀山の坑道に秀吉の金が眠る? 『徳川埋蔵金伝説』 中高年の方には懐かしく思われるかもしれません。 昔テレビで長きにわたり放送されていましたが、毎回ドキドキして画面に釘付けだった事を思い出します。 番組は人気を博し視聴率は20%を突破、このプロジェクトには総額3億5千万円...


金入門㊶ シベリアに消えた黄金
ロマノフ王朝の悲劇 『ロマノフ王朝』 17世紀から20世紀初頭までロシアに君臨した、ロシア史上最後の王朝です。 ロシアの権力と富を握り、その財力は「世界の富の10分の1を保有する」とされています。 ところが1917年ロシア革命によりロマノフ王朝は政府によって滅ぼされてしまい...


金入門㊵ 「ゴールドラッシュ」が国際経済のフレームを変えた
「金」は万国共通の価値基準 『ゴールドラッシュ』 1848年のカルフォルニア州の砂金の発見を皮切りに1870年代まで世界中でブームが巻き起こります。 そしてこの歴史はのちに国際経済のフレームを変え、その発展に寄与する事になります。...


金入門㊴ 佐渡島、金経済の歴史
地域経済と幕府財政を支えた影役者とは? 佐渡の金山労働を支えたのは一体誰なのでしょうか? 当時、戸籍の無い下層民が農村から都市に流れ込み、この下層民の増加と治安悪化に江戸幕府は頭を痛めていました。 そこで目をつけたのが佐渡の金山労働です。幕府はこの下層民を佐渡に送り込みまし...


金入門㊳ 近代日本のゴールドラッシュの歴史 明治時代
「北のエル・ドラド」の栄枯盛衰 近代日本のゴールドラッシュといえば北海道北部の紋別「鴻之舞金山」が有名です。 紋別は今や流氷の人気観光スポットですが、かつては「北のエル・ドラド」と呼ばれた、栄華を極めた町なのです。 明治30年代頃に砂金が発見され、一獲千金を夢見た人々がこの...


金入門㊲ 古代エジプト「黄金文化」の源泉
砂漠の恵み「ナイル川」 『古代エジプト文明』 数々の文化遺産や学術を生み出し、人類の文明発展に大きく貢献しました。 エジプトと言えば、ロゼッタ・ストーンやピラミッド、ミイラなどありますが、真っ先に思い浮かべるのは「ツタンカーメンのマスク」に代表される煌びやかな金の装飾品です...


金入門㊱ オーストラリア独立の立役者「金」
オーストラリア、ゴールドラッシュの軌跡 『ゴールドラッシュ』 1840年代から世界にブームを巻き起こしたのは他の記事でもお伝えした通りですが、その軌跡は各国によって違う様です。 今回はゴールドラッシュによって成功を手に入れたオーストラリアのお話をします。...


金入門㉟ カルフォルニア・ゴールドラッシュの終焉とは
世界共通の栄枯盛衰のストーリー 『ゴールドラッシュ』といえばカルフォルニアが真っ先に思い浮かぶも多いのでは無いでしょうか。 まさしくアメリカンドリームを象徴する土地でもありますよね。 その華やかしいイメージとは裏腹に、このゴールドラッシュは終焉を迎える事になります。...


金入門㉞ 最後の錬金術師、ミステリアスな伝説
錬金術は”肉体”をも変える? 中世ヨーロッパで興隆を極めた『錬金術』。 その起源は古代エジプトやギリシアと言われています。 錬金術は狭義には「科学的な手法を用いて非金属から金属を精錬する」研究とされています。 しかし広義には「様々な物質や人間の肉体や魂をも対象としてそれらを...


金入門㉝ 錬金術に人生を賭けた男の執念
金は人工的に作れるのか? 高貴な輝きを放ち続ける金。 この金を人の手で作れたら、どれだけ私たちに身近なものになるでしょうか。 しかしながら今の化学では金を人工的に作る事は出来ないとされています。 古代からエジプト・ヨーロッパで栄えた錬金術ですが、その後の化学の発展から金が作...


金入門㉜ 黄金郷、エルドラド
ベルカサールが夢見た伝説とは…… 「エルドラド」 理想や幻を連想させるミステリアスな言葉ですね。 この言葉は多くの曲や小説の題材にもなっていますが、元々はベルカサールという人物が名付けました。 コロンブスが新大陸を発見して以来、数多くの冒険家がエルドラドを目指しました。...
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