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執筆者の写真株式会社 RAIN

金入門⑦ 限りある資源「金」の未来

ポイント


・人類の掘り出した金の総量:約16万5000t

・未発掘の金の埋蔵量(確認されているもの):約7万t

 →現在のペースで掘り起こしていくとあと20年程度で枯渇してしまう計算

  →上昇する採掘コストを考慮するとコツコツとリサイクルを続けていくことが重要


金は「宇宙からの贈り物」


とても希少性の高い金。

金という鉱物は、今の化学技術を以ってもしても人工的に作る事は出来ません。


ではそんな金の鉱石はどの様にして生まれるのでしょう?

それは星の爆発や衝突から生まれ、その鉱石が地球へ飛んできた、とされています。

まさしく金は「宇宙からの贈り物」、とてもロマンチックですね。


一方、これまで世界で採掘された金の量は19万トン、残りの埋蔵量は5万4000トンと言われ、今の産出ペースで行くと20年もしないうちに枯渇してしまう、と言われています。


今、「都市鉱山」からの金のリサイクルが注目を浴びています。

ジュエリーなどの宝飾品、電子機器といった工業用品から金を取り出し、新しい製品へと生まれ変わっています。

金は何回精製・加工されてもその性質を変えず、今や世界の4割の金製品がリサイクルで回っているとされています。


金の生い立ちと歴史に想いを馳せ、その輝きを愛でる、というのがサステナブル時代の楽しみ方では無いでしょうか?




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