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金入門㊼ ダイヤモンド王を虜にした「金」

デビアスーオッペンハイマー家の歴史


「ダイヤモンドは永遠の輝き」

そう、おなじみデビアス社のキャッチフレーズですね。


今やダイヤモンドの代名詞とも言えますが、婚約・結婚指輪にダイヤを贈る慣習は、実はデビアス社が提唱し定着させたものなのです。


デビアスグループは1888年にイギリスで設立された世界的企業ですが、実は金も産出する資源メジャーの一つなのです。


デビアス社を創業したオッペンハイマー家は「ダイヤモンド王」の他に「ゴールド王」の称号も持っている位なのです。


オッペンハイマー家はダイヤで得た利益を金事業に回し拡大、今や世界の金鉱山の4分の1を占めている、とも言われています。


しかしこれだけダイヤで成功をおさめたのになぜなのでしょうか?


それはダイヤの市場価値が値崩れしやすいのに対し、金は安定しているため、と言われています。


ご存知の通りダイヤの品質は「4C(カラット・透明度・色・カッティング)」で決まります。


これに対し金は永遠に輝き続け、何回加工してもその性質を変えない、という特性を持っています。


ダイヤの価値の脆さを知り尽くしてこその経営判断だったのでしょう。




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