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金入門㊲ 古代エジプト「黄金文化」の源泉

砂漠の恵み「ナイル川」



『古代エジプト文明』

数々の文化遺産や学術を生み出し、人類の文明発展に大きく貢献しました。


エジプトと言えば、ロゼッタ・ストーンやピラミッド、ミイラなどありますが、真っ先に思い浮かべるのは「ツタンカーメンのマスク」に代表される煌びやかな金の装飾品です。


古代エジプトでは金はファラオ(王)に捧げられ、数々の美しい金の装飾品が作られました。


金は人類が最初に発見した金属と見られています。

人々は最初に砂金を発見し、その採取法を確立していきました。


ではこの古代エジプトの文化を支えた金は一体どこで取れたのでしょうか?

それはエジプト文明の原点、ナイル川です。


不毛の砂漠地帯エジプトにおいて唯一、ナイル川では農耕が行われ、その過程において太陽暦・測量術、幾何学、天文学といった数々の学術が生まれ進化を遂げました。


世界最古のビシャリー金山が開発されるまで人々は砂金を求めナイル川の下流から上流へ移動していきました。


ナイル川のデルタ地帯はこの砂金採取の移動によって形成されたと言われている程です。


ナイル川の語源はエジプト語の「大きな川」。

この砂漠地帯にある豊かな水源がエジプトに大きな恵みをもたらしたのです。




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